あるがままに生きる
タントリックライフとは、二元対立を超えて、良いとか悪いとかという価値判断を一切しないで、全てを受け入れ、ゆったりと自然に生きる生き方です。老子が説いた無為自然の道です。今、ここに生きることです。過去は過ぎ去り、未来はまだ来ていません。あるのは常に「今」であり、「ここ」なのです。近代以降自我の目覚めがあり、自分という意識をとことん突き詰めてきたのが現代社会です。人々は幸せを追い求め、豊かな物質文明を築いてきましたが、どうやら行き着く先は、限りない分断と混乱と孤独のようです。自我を極めた先には、自我を超えた無我の境地があります。自分が無くなった時に初めて一切の悩み苦しみは消え去ります。タントリックライフでは、今までの枠組みを解体し、ありのままで全てを見ることで、何が見えてくるのかを皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
2024/06/06