未分類

性の解放を目指して

2024/07/30

「性の解放を目指して」なんて、今の時代に何言ってるの?って言われそうですけど、あえてそう叫びたいのです。今の時代はインターネットをみれば裸の画像はもちろん、アダルト動画があふれていますし、性の情報はあふれかえっているわけです。風俗店も各種多様で出会い系サイトなんてものも利用すれば、あらゆる性の欲望はかなえられるような時代です。もちろん女性用風俗店は私の住んでいるような田舎では皆無ですし、全国的に見てもまだまだ少ないでしょう。ではなぜ今性の解放なのか?それは多くの人々の意識が、まだ前時代の枠組みの中でがんじがらめにされているからです。社会的通念や常識というもの、そして社会制度や法律がまだまだ前時代的であり、その枠に意識が縛られているからです。ですから、私が言う性の解放は意識改革が基本であり、社会制度や常識、世間の目の鎖から解き放ち、抑圧された感情を解放することを目指しています。

アダム徳永さんのスローセックスなど一部の先駆者たちの時代のニーズに応えるような動きはありますが、まだまだ社会的コンセンサスを獲得するには至っていません。政府や司法は性犯罪の厳罰化の名のもとに、性に対する取り締まりを強化しようと目を光らせています。性のあり方に正しいも間違いもないと思いますが、世の中まだまだ性に対して寛容ではないというのが私の実感です。

私が提唱したいのは、タントラ的生き方です。全てを受け入れ肯定していく生き方です。性欲をはじめとした欲望は、人間の元々備わったものであり、充たしてあげるべきものであり、抑圧すべきものではありません。男性器、女性器も忌み嫌うべきものでも隠すべき恥ずかしいものではなく、生命の源ともいうべき聖なるものです。男女のまぐわいも宇宙の陰と陽の調和であり、神聖なるものとして受け止めたほうがいいように思います。タントラは道徳でも非道徳でもありません。ただありのままを受け入れる無道徳です。欲望や性を悪いもの、恥ずかしいもの、隠すべきものとしてとらえるのではなく、それを認め受け入れるのです。

-未分類